宇佐 & 安心院の観光情報
宇佐は、大分県の北部、国東半島の付け根に位置する市です。全国4万社余りの八幡宮の総本宮
宇佐神宮があり、正月には全国からの参拝客でにぎわいます。また宇佐は安心院と合併したため、
市内には宇佐宮以外にも観光名所が多く、県内有数の観光都市です
宇佐神宮は全国に4万社あまりある八幡様の総本宮です。
八幡大神(応神天皇)・比売大神・神功皇后をご祭神にお祀りし、神亀2年に創建されました。
皇室も伊勢の神宮につぐ第二の宗廟(そうびょう)として御崇敬になり、一般の人々にも鎮守の
神として古来より広く親しまれてきました。
1939年(昭和14)、前人未到の69連勝を達成し、全勝優勝8回・通算優勝12回という成績を
残した宇佐市出身の名横綱・双葉山定次。歴史ミュージアムシティUSAの西の玄関口に位置
する観光拠点のこちらでは彼の生家が復元され、幼い頃よく遊んだという浜辺には記念碑や
相撲場があります。館内には、化粧まわしなどが展示された資料展示室、特産品販売所などの
施設があります。休憩所では連勝当時の対戦映像が放映されており、湯茶の接待でお迎えします。
宇佐海軍航空隊は1939年(昭和14年)、練習航空隊として開隊しました。しかし、米軍の空襲を
うけるようになった1945年(昭和20年)の太平洋戦争末期には特別攻撃隊の基地となり、多くの
若者が南の空に飛び立っていきました。掩体壕とは軍用機を敵の空襲から守るための施設です。
柳ヶ浦地区を中心とした基地の規模は東西1.2km、南北1.3kmで、184haありました。戦後、
飛行場などのあとは、水田や道路にかえされており、その面影を残すのは11基のコンクリート製
掩体壕などわずかな遺構だけです。
2400坪の藤棚に250本のフジが広がり、美しい花姿を見に遠方から訪れる人も多い、
宇佐市の春の人気スポットです。白、ピンク、紫など見事なフジの花と甘い香り、
新緑の茶園と新茶を煎じる香ばしい香りは初夏への移ろいを楽しませてくれます。
また、5月中旬からはバラ園も開園しています。見ごろを迎えると、色鮮やかに咲き誇る
約2,500本のバラが、天然の香水となって5,000平方メートルの広大な敷地を包み込みます。
藤 園 |
バラ園 |
ここ大分安心院は霧深い盆地。安心院葡萄酒工房は芳醇なワインを醸すワイナリーです。
緑あふれる園内には醸造場、貯蔵庫、ブドウ畑、試飲ショップなどがあり、醸造工程や
栽培中のブドウの見学はもちろん、ワインの試飲もお試しいただけます。杜のワイナリーで
ゆっくりとしたひとときをすごすことができます。
宇佐&安心院の地図