佐賀市 & 吉野ヶ里の観光情報
佐賀市は、佐賀県の南東部に位置する県庁所在地です。市域は南北に長く、南側は有明海に面し、
南東部は筑後川を挟んで福岡県大川市・柳川市に接しています。佐賀は、明治維新、そして
日本の科学技術近代化に大きく貢献したところです。
吉野ヶ里は脊振山地南麓の丘陵地帯で、50ヘクタールにわたって残る弥生時代の大規模な
環濠集落跡で知られています。
本丸御殿とは、「城」の中枢部の建物で、藩主が政治を行い、生活をしていた場所です。
現在は、佐賀城本丸御殿の一部を復元した「佐賀城本丸歴史館」が佐賀城跡に建てられて
います。当館は、日本で初めて本丸御殿を復元しており、2,500平方メートルの規模を誇ります。
館内では、時代を先導した「幕末維新期の佐賀」をテーマに佐賀城の復元や幕末維新期を先導
した佐賀藩の科学技術、佐賀が輩出した偉人について分かりやすく紹介しています。
文化、交通、学問の神様、幕末の名君、佐賀鍋島藩10代直正、11代直大藩主を祀る神社です。
藩主直正は、国内初の反射炉、大砲カノン砲、アームストロング砲などを作り、近代日本の
幕開けに貢献しました。その功績を称え別格官幣社として祀られています。初詣の時期には、
多くの参拝客でにぎわいます。
弥生時代は、日本で稲作の文化が始まり、定住文化が根付いた日本の文化の原点ともいえる
時代です。弥生時代の遺跡の中でも吉野ヶ里遺跡は、佐賀県神埼郡の我が国最大の遺跡で、
弥生時代における「クニ」の中心的な集落の全貌や、弥生時代700年間の移り変わりを知る
ことができ、日本の古代の歴史を解き明かす上で極めて貴重な資料や情報が集まっています。
佐賀牛は、佐賀県農業協同組合(JAさが)管内の肥育農家で飼育される黒毛和種の和牛のうち、
一定の基準を満たした場合に呼称が許される牛肉の名称です。
柔らかい赤身の中にきめ細やかに風味ただよう脂肪が入った見事な霜降り牛肉です。
ステーキによし、しゃぶしゃぶによし。この甘くてこくのある美味い肉は、佐賀県特有の
穏やかな気候と美味しい水、澄み切った空気のたまものです。
築地反射炉は佐賀藩10代藩主、鍋島直正がつくらせた日本初の実用反射炉です。
反射炉とは、燃料の熱を壁や天井の面で反射させて炉内の温度を上げ、鉄や銅などの
金属を溶かす溶解炉であり、その完成により、日本でも鉄製大砲の鋳造が可能となりました。
佐賀市の地図