大島の観光情報
大島は、響灘と玄界灘の境界部に面する宗像市の人口約700人の有人島で、宗像市本土側の神湊港
から北西に約6.5km、フェリーで25分の場所に位置しています。
世界遺産の宗像大社・中津宮、沖津宮遙拝所があり、「神守る島」大島です。
神湊と大島を結ぶ「フェリーおおしま」が5便、「旅客船しおかぜ」が2便、毎日運航して
います。所要時間はフェリー「おおしま」で約25分、旅客船「しおかぜ」で約15分です。
なお、第2・第4水曜日の第2便は、「旅客船しおかぜ」を運航します。
注:悪天候の時は、欠航になる場合もありますので事前に確認をしてご利用ください。
大島は宗像市神湊から7キロメートル離れた、人口700人ほどの福岡県で最も大きな島です。
中津宮は、大島に鎮座する宗像大社の三つの宮の一つで、宗像三女神の端津姫神を祀っています。
境内には「天の川」という川が流れています。天上の天の川になぞらえた
この川をはさんで、牽牛社・織女社があります。中津宮で最も盛大な神事である七夕祭は、
旧暦の7月7日に近い8月7日に行われます。
宗像大社の「中津宮」が鎮座する大島には、長い歴史と伝説に彩られた湧き水
「天真名井(あめのまない)」があります。
今、湧き水があるのは、宗像大社の「中津宮」の境内で、木々がうっそうと茂り日中
でも薄暗い。近くに島の最高峰、御嶽山を源とする「天ノ川」です。
天真名井から湧き出た水も、この川に流れ込みます。
口に含むと、ほのかに甘みを感じる。地元では、長寿に効能があるとされる。
ユネスコ世界文化遺産である「神宿る島」宗像・沖ノ島と関連遺産群の構成資産です。
大島の北岸に建てられた建物からは海の向こうにある「神宿る島」沖ノ島を望むことができ、
沖ノ島を御神体として拝む拝殿のような役割を果たしています。また、沖ノ島は女人禁制で
あることから、女性たちはこの遙拝所から沖津宮に向かって祈りました。建物に向かう階段の
手前には寛永3年(1750年)と刻まれた石碑が残っていることから、少なくともこの時代には
遙拝所があったと推測できます。空気の澄んだ日には沖ノ島の島影がはっきりと見えます。
大島の北部にある展望所。市営牧場内を通る道を歩いていくと小高い丘の上に見えてくる
赤い風車が目印。眼前に海を望む最高のロケーションで、爽やかな海風とゆったりとした
時間の流れを感じることができます。また、大島灯台まで散歩道が続いており、海岸風景を
眺めながらのウォーキングもおすすめです。
大島の最高峰、標高224mの御嶽山山頂にある展望台です。360度の大パノラマが広がり、
天気の良い日には沖ノ島や地島、相島などのほか、犬鳴山、英彦山などの山々を見渡すことが
できます。また、春には桜やツツジの花が美しい場所として知られています。
大島の民宿
大島の地図