熊野磨崖仏
鬼が一晩で積んだという、険しい石段を登った先にあるのが熊野磨崖仏です。
日本最大級の磨崖仏は、国指定の重要文化財で、平安時代の末期の作といわれています。
絶壁の右手に引き締まった表情の「大日如来(約6.7m)」、左手に微笑んでいるかのような
「不動明王(約8m)」がそれぞれ刻まれているのですが、その姿は余りに自然で、まるで
以前からそこにあったかのように周囲の風景に溶け込んでいます。
熊野磨崖仏入口 |
大日如来 |
不動明王 |
熊野権現の道
緩やかな坂道から始まってスタート地点から磨崖仏まではおよそ20分です。拝観料を支払う際に
案内所で「杖を持って行ってください」といわれます。この言葉、素直に聞き入れて杖を拝借し
出発することを強くおススメします。
基本情報
・住 所 | 大分県豊後高田市田染平野 |
・アクセス | 車:JR宇佐駅から約25分 |
・拝観料 | 一般・高校生300円、小・中学生150円 |
・拝観時間 | 5月~10月 8:30~17:30、11月~4月 8:30~17:00 |
国東半島の地図