城井1号掩体壕
宇佐海軍航空隊は1939年(昭和14年)、練習航空隊として開隊しました。しかし、米軍の空襲を
うけるようになった1945年(昭和20年)の太平洋戦争末期には特別攻撃隊の基地となり、多くの
若者が南の空に飛び立っていきました。
掩体壕とは軍用機を敵の空襲から守るための施設です。柳ヶ浦地区を中心とした基地の規模は東西
1.2km、南北1.3kmで、184haありました。戦後、飛行場などのあとは、水田や道路にかえされて
おり、その面影を残すのは11基のコンクリート製掩体壕などわずかな遺構だけです。
宇佐市では戦後50年の節目を「平和元年」とし、この負の遺産を平和のシンボルとして21世紀に
伝えることにしました。その第一歩として、平成7年3月28日に城井地区にある掩体壕1基を史跡
に指定し、平成9年度に周辺用地を含め史跡公園として整備しました。
基本情報
・住 所 | 宇佐市大字城井159番地 |
・アクセス | 車:東九州自動車道 宇佐ICより約15分 |
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