平尾台
日本三大カルストと呼ばれ、北九州国定公園に指定されています。
最高峰は北九州市小倉南区の貫山 (712m) でその周辺には400m~600m級の山が点在する。
千仏鍾乳洞、目白鍾乳洞、牡鹿鍾乳洞などの鍾乳洞が点在し、大小のドリーネのある
カルスト地形が広がっています。
平尾台が一望できる景観を活かした自然体験施設です。展望台やドリーネデッキ、野草園など
自然観察を楽しめる施設や、すべり台やトンネルなどの遊具を備えた遊具広場「ゆ~遊広場」、
野球場ほどの広さの芝生広場「のびのび広場」など大自然の中のんびりと過ごせる広場などが
広大な敷地に広がっています。
国の天然記念物に指定された鍾乳洞です。この大鍾乳洞は、幾千万年の永きに渡り、カルスト
台地の雨水によってつくられたものです。洞内は四季を通じて気温16℃、水温14 ℃で、
夏は極めて涼しく、冬は暖かです。照明設備は入口より900mまであり、老人や子供も容易に
深勝することができます。本洞は、480mから先は地下の小川の中をジャブジャブ歩いて
探検気分が味わる体験型鍾乳洞です。
平尾台の3つある鍾乳洞の中で今のところ一番長い洞窟で、横穴式の鍾乳洞です。
現在見つかっている道を合わせると約2km以上あります。その一部の200mが公開されており、
世界でもめずらしい水平天井が見られます。この一枚岩の全長は約20mあり自然の力を
感じることができます。
この鍾乳洞は、世界的に見ても希少な垂直洞となっており、最初の洞底までの深さは
30メートルにも及びます。牡鹿鍾乳洞の入口は、大きな縦穴になっています。
そこに掛けられた鉄階段を下りて行くと、徐々に岩肌が迫って来て、穴の中に吸い込まれて
いく様な感覚を味わえます。
平尾台の青龍窟の西側にある、福岡県唯一の湿原です。鬼の唐手岩という水に溶けにくい
花崗岩質の硬い岩がダムのように地下水をせき止めているため、湿原ができました。
カルスト台地にある湿原は世界でも珍しく、絶滅危惧種であるトキソウやノハナショウブなど
の貴重な植物が自生しています。
平尾台トレッキング
最寄りの駅
JR日田彦山線 石原町駅 平尾台まで車で約15分
基本情報
・住 所 | 北九州市小倉南区平尾台 |
・アクセス |
JR石原町駅よりタクシーで約15分 北九州都市高速 横代ICより約25分 |
平尾台の地図