鉄鋼の産業発展物語 第4話 / 幕末の日本に変化が起きる
鎖国政策で海外との交易をオランダと中国に限定していたが、17世紀に入って
次第に外国船が来航し、日本との交易を求めてきた。
次第に外国船が来航し、日本との交易を求めてきた。
1647年にポルトガル、1673年にはイギリスが国交回復のため来航、1894年には
長崎にロシアが来航するも幕府は断り続けた。
1824年には、水戸の大津浜に英国捕鯨船員が上陸する事件、1837年にはモリソン号事件で
日本人漂流民を乗せたアメリカ商船が鹿児島湾と浦賀沖に現れ、日本が砲撃した。
1840年のアヘン戦争でイギリスが中国を占領した情報も入り、日本各地で海防強化の
気運が高まった。
1847年には長崎の警備を担当する佐賀藩の鍋島直正が幕府に海防の必要性を献策するも、
その提案は却下された。
そして、1853年には決定的な出来事である、アメリカのペリー率いる黒船が来航してきた。
植民地化の危機が迫る日本はどのように対応していくのか?
つづきは第5話で紹介します。