安川電機
株式会社安川電機
産業用ロボットやサーボやインバーター、更には製鉄用の制御装置を製作している会社。
創業は大正4年(1915年)、創業者である安川敬一郎が、息子・健次郎(松本)・清三郎・
第五郎とともに設立した合資会社安川電機製作所が始まり。
●基本情報
業 種 |
電気機器 |
資本金 |
230億円 |
本 社 |
北九州市八幡西区黒崎城石2-1 |
所在地 |
北九州市八幡西区黒崎城石2-1 |
所在地電話番号 |
093-645-7705 |
URL |
|
創業年 |
大正4年(1915年) |
従業員数 |
14,000人(連結) |
上 場 |
東証1部 |
●会社プロフィール
創業当時は、主に筑豊炭坑向けの産業用電動機とその制御装置を製造しました。
その後、電動機と制御器を中心に技術開発や製品の高度化を図りました。とくに国産初の
ボールベアリング付きモータはヒット商品となり「モータの安川」の地位を築きました。
その後、電動機と制御器を中心に技術開発や製品の高度化を図りました。とくに国産初の
ボールベアリング付きモータはヒット商品となり「モータの安川」の地位を築きました。
戦後は産業機械向けの小型モータや可変速モータ、さらに工作機械へと進出ました。
昭和33年(1958年)に現在のサーボモータの原型となるミナーシャモータを開発しました。
サーボモータやインバータなどモータ本体の進化と同時に機能と制御を総合化する技術、
産業用エレクトロニクスへの積極的進出をいち早く決断。産業ロボットへ進みます。
昭和47年(1972年)からは、産業用ロボットの独自開発を開始。昭和52年(1977年)に国内初の
全電動式垂直多関節形ロボット「MOTOMAN」を販売して依頼、これまでに世界中へ27万台以上も
出荷され、アーク溶接など自動車産業をはじめとする機械組立工場には欠かせないものとなっています。
また、現在は制御技術を駆使したサーボ、インバータ製品でも世界トップシェアを誇るほか、
国内で稼働中の鉄鋼プラントには、安川電機の制御装置が100%採用されています。
昭和29年(1954年)建造のモダンな本社社屋は世界的な建築家アントニン・レーモンドの
代表作として知られ、北九州市都市景観賞も受賞。ロボットがロボットを作る世界最大規模の
ロボット工場「モートマンセンタ」には、これまで10万人以上が見学に訪れています。
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