ニッカウヰスキー
ニッカウヰスキー株式会社
鈴木商店が大正3年に設立した大里酒精製造所が始まり。
現在、約20種類の焼酎原酒を製造しています。
「かのか(麦・米・芋)」以外にも、麦焼酎の「玄海」「綺羅麦」「穂の舞」、米焼酎の
「大地の穣」、そば焼酎の「玄庵」、芋麦ブレンド焼酎の「とんぼの昼寝」、
泡盛の「うみそら」
●基本情報
業 種 |
酒類製造 |
資本金 |
1億円 |
本 社 |
|
所在地 |
|
所在地電話番号 |
電話 093-381-1431 |
URL |
http://www.nikka.com/index.html |
創業年 |
大正3年(1914年) |
従業員数 |
約280名 |
上 場 |
― |
●会社プロフィール
大正3年(1914年)の創立以来、一貫して焼酎(かのか・大五郎・玄海など)を
中心に製造している、レンガ造りが特徴の工場です。
麦や米、そばを原料として焼酎の醸造、蒸留、精製、貯蔵・熟成、ブレンド、充填と
製造にかかる全ての工程を一貫して行う、日本でも有数の規模の焼酎工場です。
ニッカウヰスキー㈱門司工場の歴史は、大正3年(1914年)当時最大の
財閥であった鈴木商店が建設した焼酎工場「大里酒精製造所」から始まります。
創業以降、数々の合併等により日本酒類醸造㈱、大日本酒類醸造㈱、
大日本発酵工業株、日本酒類㈱と社名が変わり、昭和35年(1960年)には
協和発酵工業㈱の主力焼酎工場として40年にわたり焼酎を製造してきました。
平成12年(2002年)に協和発酵工業㈱の酒類事業がアサヒビール㈱に
分割譲渡されアサヒ協和酒類製造㈱となり、さらに平成18年(2006年)に
アサヒ協和酒類製造㈱は同じアサヒビールグループの蒸留酒の製造会社である
ニッカウヰスキー㈱と合併し、現在のニッカウヰスキー㈱門司工場となりました。
このレンガ造りの倉庫群は、元は平成9年(1997年)に閉鎖された隣接する
日本製粉㈱門司工場の建物で、平成12年(2000年)に協和発酵工業㈱により
購入修復され、現在でもニッカウヰスキー㈱の倉庫として利用されています。
ニッカウヰスキー㈱門司工場は、約20種類の焼酎原酒を製造しており、それらの
原酒を使用して、主要製品である「かのか(麦・米・芋)」以外にも、麦焼酎の
「玄海」「綺羅麦」「穂の舞」、米焼酎の「大地の穣」、そば焼酎の「玄庵」、
芋麦ブレンド焼酎の「とんぼの昼寝」、泡盛の「うみそら」など数多くの焼酎を
製造しています(販売はアサヒビール㈱がしています)。こういった数多くの焼酎を
単一の工場で造り分けできるのが当工場の誇りの一つです。
また、「びん」、「一升瓶」「紙パック」「ペットボトル」業務用の「バックインボックス」と
様々なタイプの容器に充填できる7系統の充填ラインがあります。
レンガ倉庫前には花壇があり、春は菜の花、秋はコスモス、毎年種を蒔き、
開花時季にはレンガ倉庫に彩りを添えています。