別府の観光情報
大分県の東部のほぼ中央に位置し、西側には2つの火山・由布岳と鶴見岳を中心にした連山と、
東には瀬戸内海(別府湾)に面しています。2つの火山の東側に多数の温泉が湧き出ていて、
源泉数、湧出量ともに日本一です。また、奇観を呈する自然湧出の源泉を観光名所化した
別府地獄めぐりなど観光スポットも充実しております。
大分県別府市にあり、別府の中で最も温泉源がある温泉地です。
湯治場としての面影を強く残し、レトロな街並みを楽しめます。また別府地獄めぐりが有名で
海地獄や鬼石坊主地獄などをはじめとする地獄が、噴気、熱泥、熱湯を噴出する姿はまさに
「地獄」です。高温の蒸気は「湯けむり」となり空中に高く排出され、温泉場らしい雰囲気を
醸成しています。2012年にはこの湯けむりが上がる別府の町並の景観が「別府の湯けむり・
温泉地景観」として重要文化的景観に選定されました。
1,000年以上も昔より噴気・熱泥・熱湯などが噴出していたことから「地獄」と称される
不思議な景観です。
別府にはさまざまな地獄があり、特に「海地獄」「鬼石坊主地獄」「かまど地獄」「鬼山地獄」
「白池地獄」「血の池地獄」「龍巻地獄」の7つを巡る観光コースがお勧めです。
湯けむり漂う、かやぶき小屋が並ぶ温泉街。明礬温泉は別府八湯の中でも最も高いところにる、
落ち着きのある温泉地です。江戸時代に明礬(湯の花)が採取されてきた山の温泉街です。
大昔の住居のようなかやぶき小屋が並んでいるのが湯の花小屋で、明礬温泉の風物詩です。
標高1375mの鶴見岳へは別府ロープウェイで登ることができます。所用時間は、山上駅まで
約10分です。春、山上では、約5,000本のミヤマキリシマなど珍しい植物が咲き誇ります。
夏は、平地より10度ほど涼しく、ナイター営業の夜は別府湾方面の広大な「夜景」を楽しむ
ことができます。秋はカエデ・ヤマザクラなどの樹々の紅葉が山を彩ります。冬の鶴見岳は
九州では数少ない霧氷の銀世界が楽しめます。