朝倉の観光情報
朝倉市は福岡県の中央部に位置し、久留米市とうきは市に隣接する人口約5万人の都市です。
朝倉市も東峰村と同様に、2017年の九州北部豪雨で甚大な被害を受けたところです。
筑前の小京都・秋月、美人の湯として知られる原鶴温泉、230年前から変わらぬ三連水車
による田んぼへの揚水、中村哲医師によるアフガニスタンの復興支援の灌漑用水モデルとして
活用された山田堰などお勧めの場所です。
標高約860m古処山の麓の町で三方を山で囲まれ、南に開けた町です。
中世に秋月氏が古処山に山城を築き、秋月氏16代、近世になって黒田氏が12代と
城下町としての歴史は大変古く、現在の街並みは黒田氏によってつくられました。
「筑前の小京都」とも称される美しい城下町です。最も風情を増すシーズンは、
春の杉の馬場の桜そして歴史ある建造物を艶やかな紅葉が彩る秋です。
「アルカリ性単純泉」と「単純硫黄泉」の2つの泉質を合わせ持ち、両方とも美肌に良いと
される泉質であることから “W美肌の湯” と称される原鶴温泉は、福岡県内でも随一の
温泉湧出量を誇ります。ほんのり硫黄の香りが漂い、入浴後は肌がスベスベになって、
つい何度も浸かりたくなる、特に女性にうれしい泉質です。
江戸時代に干ばつで苦しむ農民たちを救うため、耕地を水田化するために設けられた井堰です。
筑後川の水圧と激流に耐える精巧かつ堅牢な構造を持つ井堰は、「傾斜堰床式石張堰」
と呼ばれ、川の流れに対し斜めに造られている国内で唯一の施設です。
2019年12月に亡くなった中村哲医師は2010年に山田堰をモデルとした取水堰をアフガニスタンに
築造しました。現在では1万6500haの荒野を農地に変え、アフガニスタンの復興支援の灌漑用水
モデルとして活用されています。
1662年(寛文2年)に干ばつが地域を襲った。生活の窮乏から脱出するため開田への希望が
高まっていき、干ばつの被害を防止して安定した生活を確保する為には、筑後川の水を引き
入れるより他に方法はなかった。こうした時代背景の中で山田堰や堀川が誕生しました。
筑後川の水を堀川用水に取水したが、一部では土地が高かった為、約230年前自動回転式の
重連水車が設置されました。日本最古の実働する水車として全国的にも有名な「朝倉の揚水車群」
は、1990年(平成2年)に「堀川用水」と共に国の史跡に指定されました。
「平和への情報発信基地」として、 平和へのメッセージを発信し続けています。
1945年(昭和20年)3月、米軍の大空襲により壊滅的な被害を受け、民間人を含む、
多くの尊い命が失われました。また、この飛行場は特攻隊の中継基地として、多くの若き
特攻隊員たちの出撃を見送った場所でもあります。このような多くの尊い犠牲のうえに
現在の平和と繁栄があることを深く感謝し、この筑前町立大刀洗平和記念館で、
心身で平和の大切さを感じとってください。
朝倉市の地図
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