天草の観光情報
天草は、九州西部の熊本県と鹿児島県にまたがる諸島です。かつてキリスト教の布教が広がり、
キリシタン弾圧や島原・天草の乱などのあったことから、キリシタンの島として知られ、現在も
3か所のカトリック教会があります。島原半島とともに雲仙天草国立公園に指定されていて、
海水浴、イルカウォッチング、船旅、温泉などを楽しめます。
九州本土と天草諸島を結ぶ、1961年(昭和41年)に開通した、全12kmの5つの橋です。
三角から大矢野島・永浦島・大池島・前島を経て天草上島までつながっています。
「天草パールライン」の愛称で親しまれています。1号橋(天門橋)、2号橋(大矢野橋)、
3号橋(中の橋)、4号橋(前島橋)、5号橋(松島橋)からなります。
宇土半島の三角から天草上島までをつなぐ、天草五橋をめぐる遊覧船で、松島橋の南側の船着場
から発着しています。天草には大小さまざまな島が点在しており、大矢野橋、中の橋、前島橋、
松島橋と、それらの島々が織り成す美しい風景を海上から堪能できます。天草五橋は、美しい
夕日を眺めることができるスポットとして「日本の夕陽百選」にも選ばれています。
島原の乱で天草四郎とともに、信仰の戦いにすべてを捧げた民衆の姿を伝えるテーマ館です。
島原・天草一揆の歴史的背景と、南蛮文化の影響を受けた当時の模様を資料と映像により
わかりやすく紹介します。天草四郎の真の姿と、民衆の熱き思いを今に伝えます。
園内には、愛する人のことを思いながら有明海に向かって鐘をつくと、潮風にのってその
思いが相手に伝わるという「愛の鐘」もあります。
タコによるまちづくりの一環として、平成17年に国道324号の有明区間を「天草ありあけタコ街道」
と命名されました。天草でタコが多くとれる夏には、8本足を広げたユーモラスな姿の干しダコが
街道沿いの海岸に多く見られ、天草の夏の風物詩となっています。街道中央の道の駅有明
リップルランド前の海岸には、シンボルの巨大タコモニュメントがみなさんをお出迎えしている。
長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産の一つとして、崎津集落が2018年に世界遺産に
登録されました。禁教期の﨑津集落の潜伏キリシタンは、大黒天や恵比須神をキリスト教の
唯一神であるデウスに、アワビの貝殻の内側の模様を聖母マリアにそれぞれ見立てるなど、
漁村特有の生活や生業に根差した身近なものをキリシタンの信心具として代用するということ
によって信仰を実践してきました。解禁後はカトリックに復帰し、禁教期に祈りをささげた
神社の隣接地に崎津教堂を建てたことにより、彼らの「潜伏」は終わりを迎えました。
キリスト教解禁後、天草で最も早く造られた教会です。現在の建物は1933年(昭和8年)、
フランス人宣教師・ガルニエ神父が地元信者と力を合わせて建立されました。敷地内には、
パーテルさんとして親しまれたガルニエ神父の像やルルドの聖母マリア像があり、今でも
天草キリシタンのシンボル的な存在となっています。教会内部では、ステンドグラスや
素朴で温かみのある天井、窓の装飾などを見ることができます。
天草の地図
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