赤間宿
唐津街道赤間宿は筑前21宿のうちの一つとして江戸時代から明治期の鉄道開通期までは宿場町
として、宗像地方の物資の集積地として発展しました。今も白壁や格子窓といった昔の家並みが
残っています。出光興産創始者、出光佐三翁の生家も残っており、赤間宿まつりなどでは、
好意で生家が公開されています。
赤間宿の看板 |
出光佐三翁の生家 |
唐津街道 赤間宿 |
2014年(平成26年)にオープンした、宗像市東部観光拠点施設で、歴史深く、遺跡・史跡などの
観光スポットが数多く点在する宗像市東部エリアの魅力を訪れた人たちに伝え、その魅力を知って
もらうことを目的としています。施設内では赤間、赤間西、吉武、南郷エリアをはじめとする、
観光情報の発信や歴史資料の展示ゆっくりとお茶を楽しめるカフェも設置。宗像市や唐津街道ゆかりの
特産品も購入することができます。
1790年(寛政2年)に三郎丸にて創業。明治6(1873)年の筑前竹槍一揆で打壊しにあったのちに
現在地に移りました。宗像大社のご神酒「楢の露」や「沖ノ島」の醸造元として知られ、
主屋と煙突は国の有形文化財に登録されています。酒蔵見学も可能です。
2016年(平成28年)に開室した出光佐三翁にまつわる資料を常時展示しています。
出光興産の創始者である出光佐三翁(1885~1981)は、愛郷心が強く、地域の振興に物心両面で
尽くしました。唐津街道赤間宿は、出光佐三翁ゆかりの地であり、生家がそのまま残っております。
小説『海賊と呼ばれた男』のモデルとなった人物としても有名で、2016年12月に映画化されました。
基本情報
・住 所 | 福岡県宗像市赤間 |
・アクセス |
JR鹿児島本線教育大前駅から徒歩約5分 |
赤間宿周辺地図