TOTO
TOTO
トイレ、洗面器などの衛生陶器のシェア日本一(6割)の会社です。
ユニットバスはTOTOが最初に発売し、又ウォシュレットや節水型トイレでも
世界最先端の技術を誇ります。
生活文化の向上を目指す衛生陶器のパイオニア
東洋陶器(現TOTO)は、陶磁器の産地であった名古屋の日本陶器(現ノリタケカンパニーリミテド)
の出資で大正6年(1917年)に設立されました。
●基本情報
業 種 |
衛生陶器 |
資本金 |
356億円 |
本 社 |
北九州市小倉北区中島2-1-1 |
所在地 |
北九州市小倉北区中島2-1-1 |
所在地電話番号 |
093-951-2053 |
URL |
|
創業年 |
大正6年(1917年)年 |
従業員数 |
2,800人(本社・小倉第一工場) |
上 場 |
東証1部 |
●沿 革
日本陶器の初代社長だった大倉和親がヨーロッパを訪問し、「水洗トイレを有する生活が
我が国にも必要」と衛生陶器の製造を決意。
燃料となる石炭が豊富で天草陶石などの原産地に近く、製品を輸出する際の船積に
好適な門司港が近くにあることから小倉に工場を建設されたのです。
しかし、当時の日本はまだ下水道が整備されておらず、衛生陶器自体も知られていませんでした。
昭和初期までは需要が少なく、当時の同社を支えたのは硬質陶器や磁器など食器の
製造販売事業でしたが、その間も優れた衛生陶器の開発を続け、昭和2年(1927年)には
日本初の高級便器の開発に成功、昭和6年(1931年)には国会議事堂に納入するまでになりました。
その後、都市の近代化に伴い、衛生陶器の需要は増す一方で、現在ではトイレからバスルーム、
キッチン、洗面所などのあらゆる水周りをサポートするグローバル企業へと成長しました。
工場では腰掛便器や洗面器などの成形、施釉、焼成、検査などほぼ全工程が見学できます。
30年前の13リットルから大幅に節水が進み、最新の超節水便器の洗浄水量は3.8リットルとなっています。
きれい除菌水もついてお掃除簡単、きれいが長持ちします。
・トピックス
平成25年(2013年)4月小倉衛陶製造部がTOTOサニテクノ小倉工場として
分社化されました。
●環境への取組み
TOTOグリーンチャレンジ活動として、CO2を削減できる商品提供およびものづくりにおける
CO2の削減に取り組んでいます。
又平成11年(1999年)にISO14001を取得し、2002年以降ゼロエミッションを継続しています。
地域の清掃・どんぐりの植樹などのボランティア活動も盛んです。
●その他
昭和初期の衛生陶器や食器類を展示したTOTO歴史資料館が同じ敷地内にあり見学できます。