熱延工場
新日鐵住金㈱ 八幡製鉄所 熱延工場
工場見学でご案内する熱延工場を紹介します。
1100℃以上に加熱された厚さ25cmの厚い板を、圧延機で1.2~25㎜程度の薄い板に
圧延する工場です。
目の前で、ゴーゴーと音を立ててダイナミックに圧延される様子をご覧になれます。
そして単時間にうちに、薄く引き延ばされ、冷却しされ、即トイレットペーパーみたいにコイル状に
巻かれた薄い鉄板を最後に見てもらいます。
厚さ25cmの板が薄く引き延ばされいる様子 熱延が終わってコイル状にまかれた鉄板
この工場は、1982年に営業運転を開始。
最新のコンピューターシステムを導入し、極限まで自動化して、少人数で管理されています。
厚さ250㎜ 長さ11mのスラブを加熱炉で約1000℃~1300℃に加熱
一直線に並んだ複数の圧延機で連続的に圧延し、最終的に1.2~25㎜程度まで薄くして
コイル状に巻き取ります。
最終の仕上げ圧延では、時速100km近い速度で鋼板が走ります。
是非、豪快な圧延工程をご覧ください。